ウクライナ日本センター of Igor Sikorsky KPI

図書室

月・金 11:00-19:00
土 11:00-18:00

オフィス

平日 09:30 - 18:00

リモートワーク

‎安倍総理‬夫人とポロシェンコ‬大統領夫人の訪問

友人である皆さんと共有したい嬉しいお知らせがあります。
2015年6月6日、日本の首相が初めてウクライナを訪問しましたが、当センターに於いても忘れ難い出来事がありました。


安部安倍昭恵首相夫人 がマリーナ・ポロシェンコウクライナ大統領夫人と角智子日本国特命全権大使夫人と共に ウクライナ・日本センターNTUU «KPI»を訪れてくださいました。

ミハイロ・ズグロフスキーNTUU «KPI»学長と当センターのユーリ・クシナリョフ新所長が代表団を迎えました。

過密なスケジュールであったにも関わらず、来賓は所長の説明により当センターの主な活動内容をご理解くださいました。

また当センターが9年間の活動を通じて相互理解に貢献してきた両国間の小さな架け橋であることをご理解頂きました。当センターはウクライナにおける「日本」の中心として日本語コースの実施、日本の歴史、伝統、文化、科学技術とイノベーションの可能性を紹介しています。

当センターの図書室は1万5千を超える日本語、英語、ウクライナ語等の日本関連の書籍、DVD, CDや日本の新聞、雑誌を所有していますが、今回首相夫人からご自身と首相のご著書を寄贈頂き、蔵書はより豊かになりました。

また来賓は当センターの展示ホールにて書道家、指田竹房氏と廣瀬松香女史の書や、版画家、岩佐徹氏による作品、そしてウクライナ人作家による手毬もご覧になりました。

さらに当センターの日本語コースは国際交流基金の支援によって300人以上が受講できる設備があることもご理解頂きました。

安倍夫人は当センターに基盤を置く土曜日の邦人子女向けの「キエフ補習校」の児童達とも言葉を交わされました。子供達は夫人から素敵なプレゼントを頂きました。

「ウクライナの方々が日本語を勉強していることを非常に嬉しく思います。遠くウクライナで人々が日本の伝統芸術に興味を持ち学んでいることを誇りに思います。」(首相夫人スピーチより抜粋)

大変友好的な雰囲気を作り出してくれた以下の才能溢れる私たちのパートナーたちに感謝します。

*素晴らしい生け花を生けてくれたオレーナ・カプラノワ先生率いる池坊キエフグループ。
*今回の催しの始まりを盛り上げる盆踊りを披露してくれたダンスグループ「つぼみ」。
*自身によって刺繍を施した手毬を来賓の皆様に贈ったオレクサンドル・ヘルジャン、オリガ・アノヒナ、イリーナ・レフチェンコの三氏。
*ガリーナ・シェフツォワ先生による指導の下、ファースト・レディたちの幸運と健康を願って書を書き、贈った書道グループ。
*当センター日本語教育部門の主任、ナタリヤ・ペトロフスカ先生と、感動的なスピーチ(タイトル「音楽のタイムマシン」)をしてくれたバルバルさん。(スピーチダウンロード: ウクライナ語日本語
*日本茶道独特の雰囲気が醸し出す裏千家茶道のお点前を披露してくれたオリガ・シリニツカ先生と生徒の皆さん。
*支援を頂いた改善クラブ。

来賓の皆様に贈る贈呈品を提供してくださったウクライナ・フォーク・アート協会ニーナ・ブルネビチ副会長に格別の謝意を表します。贈られた品は芸術家、テチヤーナ・ハルコワによるペトリキフカ(ウクライナの伝統的装飾)で飾られた木製の小箱で、今回の終幕を飾るに相応しいものでした。安倍夫人はこのユニークなウクライナの芸術ペトリキフカについての日本語の説明書と英語のパンフレットを受け取られました。

「ウクライナは困難の中にあることを理解していますが、このような状況にもかかわらず、キエフは美しい街ですね。」 安倍夫人は訪問の最後にこう述べられました。

親愛なる首相夫人が熱い思いと共にこのキエフの真ん中にある特別な日本世界への旅を思い出してくださる事を願っています。

「キエフ工科大学内の「ウクライナ・日本語センター」をポロシェンコ大統領夫人と共に訪問しました。
弁論大会優勝者の日本語のスピーチ、生け花、書道、茶道、手鞠など、学んでいる生徒の皆さんから日本語や日本文化の紹介がありましたが、どれも素晴らしく感動・・・。
日本語センター内で行われている日本人の子どもたちのための補修校にも立ち寄り、交流しました。
短い時間でしたが、ご準備頂いた皆さん、ありがとうございました。」(安倍夫人より)

 

写真レポート