ウクライナ日本センター of Igor Sikorsky KPI
月・金 11:00-19:00
土 11:00-18:00
平日 09:30 - 18:00
リモートワーク
国際フォーラム「世界の原子力安全:チェルノブイリの教訓を踏まえて」の一環として、2011年から2014年まで駐 ウクライナ日本国特命全権大使を務められた坂田東一氏は、キエフ国立工科大学のミハイル・ズグロフスキー氏に同行して、ウクライナ・日本センターを訪問なさいました。
坂田先生が、宇宙科学の分野やエネルギー分野など、革新的な技術分野において日本で最も著名なエキスパートの一人でいらっしゃることを考慮して、キエフ国立工科大学の専門家たちは、学生の手によって開発され、打ち上げられた極小衛星や新種の軌道間サービスなど、大学の航空宇宙プログラムの下で実施されている革新的なプロジェクトを坂田先生に紹介し、さらなる協力の可能性について話し合いました。
更に賓客方は、UAJCで最近始まった、フォトジャーナリスト小原一真氏の写真展もご覧になりました。
「Exposure」(「被爆」)というこのプロジェクトのもとになったのは、チェルノブイリ原発事故の被害を受けた一人の女性の30年間です。写真は、90年代末にプリピャチ市で発見された、有効期限の切れたスヴェーマブランドのフィルムを使って撮影されたものです。小原氏の「Exposure」は、世界的に有名な写真報道コンテスト「WorldPressPhoto 2016」のPeople部門において一位を受賞しました。
今回の写真展は、ウクライナ国立科学技術協会の後援によって開催されており、4月26日18時にキエフの芸術・美術複合体「アート・アーセナル」でスタートするチェルノブイリ原発事故30周年記念の展示プロジェクト「CLOUDED LANDS」(「雲に覆われた土地」)の一環となります。
http://artarsenal.in.ua/uk/clouded-lands/pro-proekt